小田原競輪場の入場料やアクセス、グルメ・イベント情報・特徴などを紹介！

小田原競輪場は、神奈川県小田原市にあり、傾斜カントが大きい競輪場としても全国規模で有名な競輪場です。
色とりどりの花々や緑に包まれた施設内は、競輪だけでなく花見スポットとしても人気です。
今回は、小田原競輪場についての詳しい情報と、近隣のおすすめ情報をご紹介します。

小田原競輪場の歴史・概要

小田原競輪場は、1949年に開設されました。
競輪場内近隣や場内には多数の桜が咲くことから、春にはお花見客も多く人気を集めています。
先着入場者へのファンサービスや競輪場マスコットキャラクターの名前をファンから募集するなど、
利用者と一緒に楽しめる企画を積極的に開催しています。
観戦するだけでなく、一緒に競輪を作るという楽しみも小田原競輪場ならではの魅力です。

小田原競輪場のバンク・コースの特徴・決まり手

先行選手が有利とする333.33mの短距離走路です。
傾斜カントのある走路で、通称「すりばちバンク」と呼ばれています。
全国の競輪場で最短のみなし直線で、直線距離が短く、追い込み選手はやや不利となります。
また、直線からカーブに差し掛かる際のカントに急な盛り上がりがあるため、コーナー外側からの捲りが決まりにくい傾向があります。

1着決まり手：逃げ23％、捲り37％、差し40％
2着決まり手：逃げ18％、捲り17％、差し26％、マーク39％

小田原競輪場の施設紹介

・一般観覧席
バンクを囲むように一般席があります。
選手が目の前を走行するため、ダイレクトに声援を送ることもできます。
傾斜を走る競輪選手を間近に見ることができ、迫力も満点です。
正面入場門側第1コーナー付近、バックスタンド側の一般観覧席近くには投票所があります。

・特別観覧席
スタート・ゴール地点となるメインスタンドには、有料の特別観覧席があります。
特別観覧席は冷暖房完備で、白熱のレースをゆっくりくつろぎながら観戦することができます。
席数も多く、天井も高いので、開放的な空間となっています。

・売店
売店は、第1投票所後方側、第2コーナー側、特別観覧席用売店の3つのエリアにあります。
売店では定番の焼きそばや焼き鳥をはじめ、各店それぞれに個性溢れるメニューを取り揃えています。

・キッズコーナー
第1投票所の近くにキッズコーナーがあります。
こちらには、ベビーベッドや湯沸しポット、ベビーチェア付シャワートイレが用意されているので、子共連れの方も安心して来場できます。
利用の際は、ガイダンスコーナーで一言声をかけましょう。
また、競輪場内には貸し出し遊具のあるこども遊園地もあり、ファミリーでも楽しめる施設となっています。

・記念設営パネル
こども遊園地のそばにはマスコットキャラクターと一緒に写真を撮ることができる記念撮影パネルが設置されています。
お手持ちのスマホやカメラで記念の一枚をどうぞ。

・藤棚
藤棚エリアでは、毎年4月下旬～5月上旬に藤の花が咲きます。
満開の藤の花の奥には、凛々しくそびえ立つ小田原城を眺めることができ、観戦後の休憩スポットとしても人気です。

小田原競輪場の入場料

一般入場料：100円
特別観覧席：1,000円（場外開催時：500円）

小田原競輪場のアクセス・行き方

●電車でのアクセス
JR東海道線・東海道新幹線・小田急線・箱根登山鉄道・大雄山線「小田原駅」より徒歩12分

●クルマでのアクセス
西湘バイパス「小田原IC」から約11分
小田原厚木道路「荻窪IC」から約6分

●無料バスでのアクセス
開催日及び場外発売日のみ、9:30から最終レースまでの時間帯で無料送迎バスを運行しています。
「小田原駅」西口5番のりばから約5分。
小田原競輪場への無料バスの時刻表はこちら

小田原競輪場の駐車場・駐輪場情報

小田原競輪専用の無料駐車場があり、約700台駐車できます。
利用できない日程がある駐車場もあるので、公式ホームページを確認するようにしましょう。

小田原競輪の主な地元所属選手（S級1班）

川崎 健次。

小田原競輪の主なガールズケイリン選手

なし

小田原競輪のマスコット

小田原競輪マスコットキャラクターは、「輪太郎くん」と「輪花ちゃん」です。
城下町小田原の歴史に登場する「武将」がモチーフになっていて、大きな兜を被っているのが特徴です。
PR活動の他、本場開催時には観戦客のお出迎えも行っています。

小田原競輪場やその周辺の食事・グルメ・観光スポット

小田原競輪場の近くにはおすすめの観光スポットやグルメがあります。
その中からいくつかご紹介します。

・小田原城
「小田原駅」を挟んで逆側には、神奈川を代表する観光スポットである「小田原城」があります。
小田原城は戦国時代に建設され、北条氏の本拠地として有名となり、
四代目北条氏政の時代には、かの有名な上杉謙信や武田信玄の攻撃を退け、難攻不落の城として知られていました。
1590年に落城するも、1960年に小田原市政20周年の記念事業として、
天守閣を再建したことをきっかけに他に部分も再建され、現在は立派な姿を取り戻しています。
小田原城周辺には季節によって様々な花が咲くため、花見目的で訪れる方も多く、四季折々のイベントも開催されています。

・小田原の名物グルメ「小田原かまぼこ」
小田原のご当地グルメで最もおすすめしたいのが「小田原かまぼこ」で、
小田原では220年ほど前からかまぼこ作りが盛んです。
古くから伝わる伝統を受け継ぐ製法で作られたかまぼこは、ツヤ良い見た目と、弾力のある歯ごたえが特徴です。
ちょっとしたお土産にもおすすめです。

小田原競輪場がある小田原市駅は、古くから城下町として栄えてきたため、
駅周辺には歴史ある観光スポットやお店がたくさんあります。
小田原競輪場へ行く際は、ぜひ古き良き情緒溢れる小田原の街を散策してみてはいかがでしょうか。