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時速何キロ?驚くべき競輪のスピード性能を解説

2018/10/04 12:00

vntkg競輪編集部

特集

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「競輪」は自転車でバンクと呼ばれるコンクリートで作られたコースを走って順位を競います。
実際に競輪のレースをみたことがある方は分かるかも知れませんが、
レース中選手はもの凄いスピードで走ります。

競輪選手はレース中、実際に時速何キロくらいで走っているのでしょうか?
競輪で使われる自転車の特徴やスピードが出る理由とともに紹介します。 

競輪で使われる独自の自転車について

競輪で使われる自転車は、普通のママチャリやロードバイクとは少し異なった特徴があります。
各部分に分けてそれぞれ紹介していきます。

・フレーム
競輪で使われる自転車のフレームは全てオーダーメイドでそれぞれの選手に合わせたものが作られます。
一般的な自転車はアルミやカーボンなどで作られていることも多いですが
競輪の自転車は鉄(クロモリ鋼)から作られていて、
しなやかさと強さがバランスよくなっています。
実際の重さは約7kgです。

フレームは一台一台ビルダーと呼ばれる職人が手作りしていて
他に同じものは世界に1つとない完全にフルオーダーとなっています。

・後輪ギア
一般的な自転車と大きく異なるのは後輪のギアです。
競輪で使われるギアは「固定ギア」という仕組みを採用しています。
普通の自転車は走っている途中にペダルから足を離してもペダルは回転しません。
これはギアが固定されていないからです。

しかし競輪の自転車はギアとタイヤが完全に固定されているため
走っている途中にペダルから足を離すとそのまま回転し続けます。
また、走っている最中は常にペダルを回し続けなければいけません。
より効率的に力を伝えるためにこのような仕組みになっています。

・ブレーキ
競輪で使われる自転車にはブレーキがついていません。
速く走るためだけに作られた自転車には無駄なものは徹底的に取り除かれ
ブレーキですら取り除かれています。

では選手は止まりたいときはどのようにしてブレーキをかけるのでしょうか。
これは「固定ギア」の仕組みを使います。
走っている間ペダルはタイヤの動きに合わせて回り続けますが、
そこに逆の力を加えることで減速していきます。
そのため、止まりたい場合でも次第に減速していくしかなく、
急ブレーキはかけることができません。

・ギア倍数
ロードバイクはギアが何段も用意されていて、
走っている途中でギア倍数を変えることができますが、
競輪の自転車は一段しか選ぶことができずレース中は変えることができません。

そのため選手はレースの前にコンディションをみたり、
レースの展開を予測してギア比を決めます。
このギア比がレースの勝敗を分ける1つの要因でもあります。

・タイヤ
競輪自転車のタイヤは非常に細いです。
タイヤのサイズは外径が675mm、太さは22mmです。
これは一般的に乗られているママチャリよりもかなり細いです。

その理由は、地面との摩擦をできるだけ減らして速く走るためだといわれています。
タイヤと地面の接地面が大きいと、その分摩擦が発生してエネルギーのロスがおこります。
また空気抵抗も細いほうが少なくなるため速く走れます。
そのためこのようなサイズになっていると考えられます。

最高速度70km!!

ここまで競輪で使われる自転車の特徴について紹介してきました。
競輪で使われる自転車がいかに速く走るためだけに特化して作られているか理解していただけたでしょうか。
この速く走るためだけに作られた自転車に、日々レースで勝つために鍛えている選手が乗ると
レース中の速度は時速60km~70kmになるといわれています。
時速60kmといえば自動車が走るスピードと同じくらいのスピードです。

さらに凄いのは、そのスピードを生身の身体でバンクと呼ばれる傾斜がある円形のコースを約9人で競いながら走っているところです。
落車したら大怪我する可能性もある速度、実際に生で観戦してその凄さを感じてみてください。

スピードが出る理由

なぜこのようなスピードが出るのでしょうか。
それはギア比とオーダーメイドの自転車に理由があります。

競輪で使われる自転車のギア比は一般的な自転車に比べて非常に大きくなっています。
そのため乗り出しは非常に重いですが、
スピードに乗ってペダルの回転数が上がってくるレース終盤には高速になります。
また前途したとおり、競輪の自転車はビルダーが全て手作りで選手1人1人オーダーメイドに作っています。
そのため選手にぴったり合ったサイズや自転車のしなやかさに調整されているので、
より速い速度を出すことが可能になっています。

まとめ

競輪のレース中のスピードについて、また競輪の自転車の特徴について解説してきました。
競輪選手は傾斜のあるバンクにて大人数で競いながら、
車とほぼ同じスピードで走っているという凄さを理解いただけたと思います。

実際に競輪場でみてみるとさらにその凄さを体感できるので、
ぜひ1度競輪場を訪れてレースをみてみてはいかがでしょうか。

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