広島競輪の入場料やアクセス・グルメやイベント情報・特徴などを紹介!
2018/10/04 12:00
vntkg競輪編集部
広島競輪場の歴史・概要
1952年12月に開設された広島競輪場は広島県広島市にある市営の競輪場です。
開設記念として毎年12月に「ひろしまピースカップ」を開催し、広島競輪場最大のイベントとして例年大きな盛り上がりを見せます。
1994年の広島アジア大会における自転車トラックレースの会場として使用されたこともあり、国内外での知名度も高まりました。
その後「ふるさとダービー」や「共同通信社杯」なども開催、しかしながら競輪業界全体としての人気にかげりが見え始めてから、存続が危ぶまれた時期もあります。そのような折、広島市は2015年より「日本写真判定」に運営を委託しました。
民間企業である「日本写真判定」によって、さまざまな経費削減が試みられ業績は向上、現在に至ります。
広島競輪場のバンク・コースの特徴・決まり手
1周400メートルで、クセがなく直線も長いため、選手の脚質による有利不利は少ないと言われています。
直線の長さが捲りや差しに有利に働き、中バンクよりも外バンクの方が伸びる傾向にあるのが特徴です。
冬になる西風が多く、第2コーナーから第3コーナーにかけてのバックストレッチ側で向かい風となります。
1着決まり手:逃げ17%、捲り34%、差し49%
2着決まり手:逃げ15%、捲り17%、差し28%、マーク40%
広島競輪場の施設紹介
広島競輪場内には食事スペースや休憩所も多く、時間帯や好みに応じて過ごす場所を選ぶことができます。
お食事処3箇所をはじめ、コンテナハウスやサイクルパークなどもあるので、過ごし方、楽しみ方も自由です。
・競輪場内食堂
リーズナブルなのにボリューム満点なのが競輪場内の食堂です。
軽食から一品料理までメニューも豊富、アルコール類も取り揃えてつまみにも事欠きません。
「サービスセンター2F食堂」「東食堂1F」「特別観覧席軽食コーナー」、いずれもビール・チューハイなどのアルコールも楽しめます。
・にぎわい空間 多目的スペース
にぎわい空間はさまざまな目的に使える無料の休憩所です。
スペース内には広島が生んだ競輪界の鉄人、古田泰久氏の写真が展示されています。
・コンテナハウス
南入場門近くにあるコンテナハウスは朱色とブルーのコントラストが鮮やかな2階建ての建物です。
1階は自転車やパーツの展示スペースとなっています。
2階には女性専用の休憩所とキッズルーム、ベビールームがあり、おひとりでも、お子様連れでも安心してくつろげるスペースとなっています。
・サイクルパーク
東スタンド周辺にあるお子様向けの公園です。
ふわふわのエア遊具の常設とキッズバイクの貸し出しなどでご家族連れに大人気です。
常にスタッフや警備員が見守っているため、安心して楽しむことができます。
広島競輪場での主なイベント
・競輪初心者教室
元競輪選手による競輪教室です。
競輪のルールや車券の買い方、そしてレース観戦の楽しみ方などをレクチャーしてくれます。
場所はコンテナハウス内、フリールームです。募集イベントですので参加人数に満たない場合は中止、もしくは延期となります。
・ひろしまピースカップGⅢにちなんだ各種イベント
広島競輪最大のビッグイベント「ひろしまピースカップ」開催にちなんで毎年、競輪場がイベント会場に変貌します。
2018年はプロ野球広島東洋カープの選手によるトークショーとRCCラジオのステージ、ポニーとのふれあい体験やけん玉ゲームなど大人も子供も一緒になって楽しめるイベントが盛りだくさんです。また、バンク内走行体験や競輪応援ゲームなど、さまざまな角度から競輪へアプローチできるイベントが催されます。
・キックバイクレース
併設する「サイクルパークひろしま」で行われるお子様のタイムトライアルレースです。定期的に開催され、人気のイベントです。
・補助輪卒業教室
幼少期から少年少女へと差しかかるお子様にとってのビッグイベントが補助輪からの卒業です。 自転車のプロフェッショナルたちが、より安全に、そして親切丁寧に補助輪卒業のお手伝いをします。
広島競輪場の入場料
・一般入場料
50円 ※本場開催のみ
・特別観覧席
700円 ※本場開催のみ
広島競輪場のアクセス・行き方
・電車でのアクセス
広島電鉄「海岸通電停」から徒歩約5分
・無料バスでのアクセス
無料バスは現在運行されていません。
・クルマでのアクセス
広島高速3号線 宇品ICから1分
山陽自動車道 広島東ICから18分
■広島競輪場の駐車場・駐輪場情報
競馬場周辺には5箇所・計1,297台分の無料駐車場があります。
広島競輪の主な地元所属選手(S級1班)
池田 良
松浦 悠士
広島競輪の主なガールズケイリン選手(L級1班)
戸田 みよ子
広島競輪のマスコット
広島競輪のオリジナルマスコットキャラクターは愛くるしい瞳が魅力的な「ひろしまぴーすけ」です。
ひろしまぴーすけの公式Twitterでは、語尾に「っぴ!」と付けるのが特徴です。
ポッチャリ体型とつぶらな瞳で人気があり、さまざまなイベントで活躍しています。
広島競輪場やその周辺の食事・グルメ・観光スポット
・サービスセンター2F食堂
競輪場内にあるこちらの食堂では、豚ホルモンを味噌で煮込んだ「とんちゃん」400円をはじめ、「とんちゃん丼」や「牛丼」が人気です。他にも「天ぷらうどん」や「ちらし寿司」などメニューが盛りだくさんです。
また、2Fには喫茶コーナーと休憩所があり、食後にゆっくりくつろぐことができます。車券売り場から近くて便利な食堂として多くの方が利用します。
・東食堂1F
競輪場内1階にある、東食堂1Fでは、豊富なメニューが特徴で、「日替わり定食」や「すじ丼」などが人気です。
特に「日替わり定食」はコーヒーセットで800円という安さです。
他にも単品で「天ぷら」や「おでん」などもあります。
・第一特別観覧席 軽食コーナー
メインスタンド内にある軽食コーナーはうどん、そば、焼きそばにラーメンが中心メニューですが、ちょっとした惣菜やおむすびもあります。 レース観戦の傍ら、小腹が空いたときに立ち寄りたいお店です。
もちろんアルコール類も取り揃えています。
・サイクルパークひろしま
子供と遊べるスポットとして家族連れでにぎわうのが、広島競輪場に隣接する「サイクルパークひろしま」です。
定期的に「キックバイクレース」や「補助輪卒業教室」などのお子様向けのイベントが催され、リピーターも多いスポットです。